葬儀では斎場のスタッフ以外の助けも必要

近年はお葬式やお通夜に出ることが少なくなり、参列するだけでなく葬儀の喪主や親族となると戸惑うことも多いと思います。
私は何度か家族の葬儀に出ていたのですが、進行に関しては何も知らないような状態でした。
社会人になってから、親友の親御さんの葬儀のお手伝いをしたことがあり、その時に進行や気を付ける点などを学んだと言えます。
親友は一人っ子だったので喪主を努めねばならず、歳の近い親戚も居なかったため、私たち友人は参列というよりも彼女の手助けとなれるようにという思いで集まりました。
葬儀の進行については斎場のスタッフの方が細かく教えてくれ、声掛けなどもしてくれるので問題は無いのですが、当事者として気を付けることがいくつかあります。
電報や御香典、その他の貴重品などの管理は自分でしなければならないのです。
親族控室を利用している間は金庫を使いますが、葬儀から続けて出棺となり斎場へは戻らないことが多いので、多額のお金を管理する人が必要になります。
喪主は他のことで忙しくなるので、喪主に近い親族がお金の管理をする必要があります。
親友が喪主を務めた時は私が貴重品の管理を引き受け、大きなバッグを肌身離さず抱えていました。
葬儀では喪主側の近しい親戚や関係者の協力は欠かせないと思います。